ヤクルト色にこんがりと

スワローズやその他スポーツについて語っていくブログです

野手陣は怪我さえなければ行けると光が見えた一方で〜3月31日VS横浜@横浜スタジアム

優勝した2015年を見ているようだ。
山田の積極的な盗塁。各々の役割を理解したバッティング。4回までに100球投げさせるあの粘り。打つべき人が打ち、下位打線も元気一杯。野手陣に関しては怪我さえなければいけそうな光が見えた。その一方で投手陣。昨日はブキャナンの好投が光った。今日も先制点は取られこそすれ、石川はテンポよく踏ん張っていた。しかし7回。簡単に2アウトを取ってからの連打。とくに悪送球になったがならなくてもあの牽制は不必要。んベテランであればもう少し落ち着いて投げて欲しかった。近藤はすごくよかった。
石山はストレートが走っており、待たれていてもまぁそう打たれなそう。疲れが溜まってくる中盤以降はどうなのか。頼れる変化球がないのがどう響くか。


そして最終回のカラシティ。
ストライクが入らず連続四球からの代打柴田の送りバント。
バントで揺さぶる場面ではあるものの、柴田もいっぱいいっぱい、カラシティーもいっぱいいっぱい。見てられなかったが、柴田の方がいっぱいいっぱいだった。ボール球を無理やりバントに行ってカラシティーは救われた。
バント失敗からの倉本。入らない変化球を2球見られて投げざる得なくなったストレート。もちろん倉本はハナからストレートを狙っていただろう。そして狙い過たずレフトに鋭い打球が飛ぶ!万事休す!坂口が突っ込む!スライディングキャッチ!!
バレンティンであれば1点は確実な状況だった。青木がセンターで坂口がレフトに出来る恩恵は大きい。今日も坂口に救われた試合であった。


野手陣は戦える算段がついてきたが、層の薄い投手陣はどうかなぁ。それでも90敗したチームをまぁなんとか戦えるチームに仕上げた首脳陣、フロント陣には一定の評価をしてもいいのではないか。