ヤクルト色にこんがりと

スワローズやその他スポーツについて語っていくブログです

幸先良い勝利だが・・。3月30日VS横浜@横浜スタジアム

桜が散り行くなか待ちに待ったシーズン開幕。
出会いに別れ、せわしなく移ろいゆく日常に忙殺されながら今シーズンはどうなるのやら、期待や不安を胸にこの季節がやってきた。


まず1回表の山田の打席。
変哲もないショートゴロを、出会いと別れ、FA宣言した新加入の大和がまさかのポロリ。以前に拙ブログで指摘した山田の足に対する不安。さぁ今年はどうか。その初球!タイミングよく飛び出した山田は悠々セーフ。足は大丈夫か、そんな不安を一蹴した見事な盗塁だった。しかしそのあとが頂けない。山崎のバント失敗に勝負を避けられるバレンティン、1アウト満塁での浅いフライ。昨年もよく見た光景。今年も同じか、センチメンタルに揺れる心に今年は違うんだ、そう6番に控えしは、昨年の野手MVP坂口!昨年はバレンティンとの勝負を避けられると途端に打力が落ちたもんだが、今年は6番にこの男がいるのである。それが何よりの強み。そして見せつける。熟練の流し打ちを。
川端が内角の難しい球を外野席に放り込み、青木がダメを押す。秋吉に不安を残した他は上々の出来であったと言える。


開幕戦は勝つことができたが、正直な話、エラーがらみの失点で、実力のみで取れた点数ではないのは事実である。しかし、青木や廣岡、川端に1本が出て欲を言えば山田にも1本欲しかったが、盗塁を決め、収穫の多い試合だったと思う。そして何より6番に坂口が使えるという強み。これが炸裂した試合だった。こんな試合をずっと見られたら、ヤクルトも上位に食い込めるのになぁと思えた試合であった。