ヤクルト色にこんがりと

スワローズやその他スポーツについて語っていくブログです

錦織圭よ!!!関係者でもないのに死ぬほど悔しい!!超えられそうで超えられぬほんの少しのマレーとの差。錦織圭VSアンディマレー@ツアーファイナル

悔しいです!ってひと昔前のギャグを全力でやりたくなる試合。関係者でもないのにカモン!とか叫んでる俺、気色悪い。たまに「バモス!」とかになる俺、カブれてる。笑


だって、だってだってだってだってなんだもん!(気色悪)


ファーストセット。
マレーのサーブが今ひとつ。いつもは要所で出るサーブのフリーポイントが少なく、ラリーの展開では錦織ペース。しかしながらここぞの回り込みフォア、ここぞのフォアのダウンザラインにミスが多く、ブレークポイントを握りながらも土俵際で粘られます。昨日よりもスライスが多かったように感じましたがストレートに流すスライスをクロスに厳しく打たれてしまう場面がちょっと気になりました。
圧巻だったのはタイブレーク。もともとタイブレークは得意にしている錦織圭。勇気をもって前に出て迎えた3つのセットポイント。しかし敵もさるもの。二本返されて最後のセットポイント。勇気をもって前につめ、渾身のバックのドライブボレーがクロスのライン際に突き刺さり決まったと思って「バモス!」とか叫んでる俺、カブれてる。そんな凡人どもをあざ笑うかのようにマレーが走る!手を伸ばす!届く!なんで取れんだよ!それ!おかしいやん!人間なの?大谷なの?
意味不明な疑問が湧き上がるほどのスーパープレー。マレーにとってホームのスタジアムも大盛り上がり。その後のサーブもフリーポイントであっさりとったマレーに逆王手をかけられる。あぁ完全にマレーに流れがいってしまう。と思ったら、「刮目して見よ!凡人ども!」といったかどうかは知らんが(いってもいないし、思ってもいないと思う)観客たちをあざ笑うかのようにきっちりとサーブキープ。強い、強すぎるぜ、錦織圭。試合の流れが目まぐるしく変わる。そしてこのセットを苦しみながらももぎ取ると大きく拳を突き上げて「カモン!」と叫んでる俺、大変恥ずかしい。セットを取っただけなのにまるで勝ったかのような興奮につつまれる俺。甘かった。「刮目して見よ!凡人ども!」といったかどうかは知らんが(いってもいないし思ってもいないと思う)興奮がまだ冷めやらぬなか、別に錦織だって油断したわけじゃないんだろう。ただほんの少し凡人よりだった、もとい、俺よりだったのだろう(ちょっと嬉しい)←クソ
場の空気に流されず、すぐにこのゲームを取れるのが世界一たる所以なのだ。技術でいったら、錦織はアンディマレーよりも上かもしれない。だって身長という埋められない身体能力の差があってこれだけの戦いをするんだもの。でもテニスってメンタルスポーツ。そこがまだまだマレーの方が上だなぁと思わされた試合だった。
でも。マレーの方が上だなぁと思ってそれで終わる男ならそれこそただの凡人。這い上がって欲しい。決勝でマレーに当たったらスピーカーが壊れて欲しい(だからお前は凡人なのだ)


とにかくなんでもいいから優勝して欲しい。一凡人として心からそう思う。そして「刮目して見よ!凡人ども!」と嘲笑ってほしい。でも彼いいやつだからそんなことは思わないだろうね。関係者ではないんだけどさ。