ヤクルト色にこんがりと

スワローズやその他スポーツについて語っていくブログです

日本シリーズに向けた展望

各スポーツ紙などの予想では第1戦は奥川選手になりそうとのこと。オリックスはもちろん山本由伸だろう。相手は横綱。奇策に出る必要は乏しい。個人的には第1戦は小川で、第3戦で奥川でもいいのかなとも思ったりしたが、現段階での予想では第1戦に登板のようだ。
第1戦が奥川ならば順当に高橋→原(間に合わなければ小川)→小川or石川→石川or高梨と言った感じで進んで行くのかな。
あとはDHの使い方。交流戦での戦いを考えると、サンタナをDHにして宮本、山崎、太田を使っていくことになるが、より攻撃的に行くのであれば宮本、バランスを取るなら太田、守備的に行くなら山崎になる。山本由伸と対戦するなら序盤は打撃が期待できる宮本がスタメンになるのではないだろうか。個人的には川端をDHで見てみたい気もするが、ここぞという場面で投入したい気持ちもあり難しいところだ。今までの感じだと川端の投入場面としては投手の打順が主で、古賀の時に代打が出るかな?ぐらいな印象があり、DHが使用できる局面で代打の比重はDHなしと比べて下がるのではないかという気もする。そう考えると川端DHで宮本を代打で待機させる戦略もアリだ。その場合は2番川端で青木を6番に持ってきて、7番中村、8番オスナという感じになるかなぁ。大分攻撃的な布陣ですね。それも見てみたい気はするけれど・・・。

山本由伸相手に勝機があるとすれば接戦の展開でワンチャンをモノにすること。そう考えると第1戦は川端は代打で待機、第2戦はDHスタメンで、というのも面白いかもしれない。

私の日曜日のチケットは紙屑となったが・・笑

CS突破やー!!
日曜日のチケット紙屑じゃー!泣
まぁギリギリ喜びが勝って、まだヤクルトファンでいていいかなと思った昨日。


CS3戦目は原が2回に打球を受け降板するというアクシデント。全く寝耳に水であったであろう金久保がなんとか踏ん張ってゲームを作ってくれた。先制されるもリリーフ陣も踏ん張り、0−1で迎えた7回裏。ヒットと四球で2アウト満塁の好機を作ると、ベテラン青木がらしさ全開のレフト前タイムリーヒット。清水は一点を失うが、マクガフが抑えゲームセット!勝てないなりにも、今年らしい試合運びだった。
最後は塩見がMVPになりそこねるというおまけ付き。笑


今年は2015年よりも強いチームになっていると思う。8年連続で日本一を奪われているパリーグに、打ち勝つことが出来るか、今から楽しみです!!

原監督の謎采配・・・。

目が点になった。ファンだけでなくマウンド上の菅野も野手も苦笑いを浮かべる。
6回裏の攻撃。
それまで菅野は中4日というハードスケジュールのなか、調子は本調子とは言えないまでも、ピンチを背負ってからはエースらしく粘りのピッチングを見せていた。しかしながらバックがそれに応えることができない。ウィーラーの後逸から始まり、坂本の悪送球に中島の緩慢なプレーも重なり、ノーアウト一塁二塁のチャンスを作ると6番中村悠平がきっちりと送りバントを決め1アウト2塁3塁と絶好のチャンスを演出した。
しかしながら敵もさる者、菅野は一段階ギアをあげ、イマイチ調子が上がってこないオスナから見事に三振を奪うことに成功する。迎えるは8番西浦。たしかに西浦は8番にしてはパンチ力のあるバッターではある。しかし、投げているのは菅野である。格は明らかに菅野の方が上。優位に立っているのは菅野に見えた。
原監督がおもむろにマウンドに向かう。ピッチャー交代を告げに行ったのかと思いきや何故か菅野と坂本が苦笑い。降板する悔しさからでる笑いであれば坂本が笑っているのが解せない。なんかわからないが、檄を飛ばしに行って下らない冗談でも言ったのかと思った。違った。まさかの申告敬遠。次の打順は投手とはいえ、もう6回裏。チャンスであれば代打が使われる場面。そしてヤクルトに控えしはシン・代打の神様、川端慎吾。なぜ西浦勝負でなく川端勝負を選んだのか。菅野と坂本の苦笑いの意味がわかった。「え・・・川端勝負で大丈夫か?」の苦笑いだったのだ。菅野と川端の勝負であればがっぷり四つ、どちらが優位とも言えない、五分五分の勝負になる。原監督は何故川端勝負を選んだのか?高橋をどうしても降板させたかったのか。いや、0点に押さえていたとは言え、圧倒的にやられている感じではなく0−1の接戦。是が非でも降板させたいという場面でもなかった。川端をねじ伏せることで、流れを一気に引き寄せたかったのか?いや、敵失からの1アウト2塁3塁で、オスナ、西浦を抑えたらそれだけでも十分流れは巨人に傾く。
解せない。申告敬遠の後、川端を引っ張り出して、左キラーの大江をぶつけるならまだ理解は出来る。本調子でなく、球数もそこそこ投げていた菅野を続投。そして、追い込むところまでは行くも川端はそう簡単には抑えられない。まして疲れが溜まっている状態であれば尚更無理だ。明らかなボールでフォアボールを勝ち取って勝負有り!!!
あの笑いからみるにこの判断は菅野も坂本も納得していなかっただろう。本人ではないので分からないが、あの場面であの笑い、首脳陣と選手の間になにかしこりがあるのではと感じさせるには十分だった。いずれにしてもあとに引きそうな場面であったのは間違いない。そして打順は1番に戻って塩見。塩見はいまヤクルトで最も勢いのあるバッター。川端と勝負をして疲弊した菅野で抑えられるバッターではない。球数も放っている。短期決戦だ。ここで継投・・・はしなかった。案の定左中間へのタイムリースリーベースヒットを打たれてもはや万事休す。
危なげなくリリーフ陣が抑えゲームセット。それにしても原監督の采配が理解できなかった。記者さんたちには6回裏の判断について是非つっこんで聞いてほしいものだ。