ヤクルト色にこんがりと

スワローズやその他スポーツについて語っていくブログです

「動」のラミレス「不動」の小川 4.2. VS 横浜@神宮球場

っていうか、DAZNヤクルトの放映ヤメたんですね・・・・。
どんどんヤクルトの試合が観戦し辛くなっていると思われる今日この頃。
首都圏で最も見られない球団なんではないでしょうか?
埼玉テレビで西武の試合が、神奈川テレビで横浜が、MXではソフトバンクが、千葉テレビでロッテ。うーん・・・。複雑な心境。



ま、それはさておき・・・。


今日の先発は昨季覚醒の兆しが見えた原樹理と逃がした魚上茶谷。
お互い気合が入っていて、序盤は投手戦の展開となる。原樹理はストレート、シュートが申し分なく、対する上茶谷も低めでも伸びるストレートと鋭いスライダーのコンビネーションで付け入る隙を与えない。
均衡を破ったのはこの男!青木!!見事な逆方向なホームランで先制すると5回裏の
攻撃では西浦を1塁に置いてバッターは村上!完璧に捉えた当たりに浮き足だつ我ら。しかしまさかのフェンスダイレクト!ワンナウトでハーフウェイに居た西浦も全力疾走するが、送球もよくまさかのアウト!あれ回すかぁ・・・。
原樹理が気を吐き1塁3塁となるも荒木が凡退。球場の空気はヤクルト寄りの展開から5分の流れに。それでも6回表を0で抑えると、青木さんが先頭打者でいきなり結果を出す。ノーアウト2塁で3番山田!千両役者に打順が回ります。しかし外角の変化球に空振り三振、バレンティンも平凡な外野フライに終わると雄平敬遠のあと課題の下位打線が沈黙。流れはこれで完全に横浜ムードに。巨人の原監督ならば、もしかしたら坂本にバントをさせたように山田にもバントをさせたんではないかなぁとふと思いながら見る。まぁこういうのは結果論でしかないのですし、べつにどっちがいいという話ではないのですが・・・。
対照的だったのはラミレス監督でした。7回は伊藤のところで代打戸柱を。これは奏功しませんでしたが、8回は大和が四球で出ると、上茶谷を下げて柴田のバント。これを見事に決めると当たりのない桑原に変えて打率10割男佐野!!これがドンピシャリ。
センター前ヒットで同点に追いつくと、宮崎の逆転3塁打を呼び込みます!


万事休すかと思われたヤクルトですが、荒木がしぶとく塁に出ると、ヤクルトで1番当たっている男、青木に回ります。バントも選択肢の場面ですが、山田、バレンティンが今ひとつであることを考えると動かず、強攻!!と思いきや死球を浴びます。
1点差、ノーアウト2塁1塁不振の山田!でも、、やっぱり動きません。山田はそのままフライアウト・・・。動くラミレス監督に比し不動の小川監督。さぁどっちに勝敗は転ぶのか。さぁバレンティン!


打った!頑張って走った!!勝利の女神が不動の小川監督に微笑んだ。そして雄平を安定の申告敬遠のあと、迎えるは西浦。廣岡にケツを煽られてる場合じゃねぇだろう。ここで男を見せなければ、さぁどうする。ボール先行からよく見極めて変化球を一閃。当てにいくバッティングではなくしっかり振った打球が外野の頭を超える!!
これで勝負あった。


今日の試合は、本当に見ごたえのある試合だった。動くのがよいのか、動かざるのがよいのか考えさせる一戦でした。