ヤクルト色にこんがりと

スワローズやその他スポーツについて語っていくブログです

セパの実力差をDH制に求めるのは大きな間違いだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d3b8aa99548ca228e6e6421f71ec75fa28d3722a


DH制がセパの実力差の根本原因だと考えると問題の本質を見誤るとことになる。理屈としてはDHの分だけ戦力が分厚く、投手が打席に立たない分、負担が少ないなど挙げられているが、パリーグでDH制が導入されたのは1975年であり、ここ最近始まったものではない。MLBでも当初はアメリカンリーグのみでDH制が導入され、ナショナルリーグでは導入されなかったが(今年は両リーグでDH制が採用された)、1973年以降の成績を比べてみても両者に大きな違いはない。セリーグとパリーグの実力差をDH制に求めるのは大きな過ちだ。球団の経営、育成、編成の問題であるのにも関わらず自らの責任に目を背け、問題を矮小化する姿勢に他ならない。

自らの姿勢を振り返れるのか、痛みを伴う改革が実行できるか?特にセリーグは改革という外圧は弱い。jリーグでは入れ替えがあり、改革しなければ淘汰されるという外圧があるが、長年巨人人気におんぶに抱っこで新規参入もないセリーグは改革に対しての腰は重い。でも、変わらなければダメだろう。このままでは本当に2部リーグになってしまうよ。危機感ありますか??