ヤクルト色にこんがりと

スワローズやその他スポーツについて語っていくブログです

ヤクルトが弱い理由。


2016年にこんな記事を書いていた。
要約すると、編成で即戦力投手を指名しつつも、取った選手たちは期待はずれだった。またFAで他チームのエースを取ってきてとか、3Aの主力ないしメジャー当落線上の選手を探してくるというような補強はもはや時代遅れで自前で選手を育成できなければいけない。


とまぁこうだ。


それから4年後、ヤクルトは変わっただろうか。
変わろうとしているところもあった。それはコーチ陣に河田コーチや石井コーチ、斎藤コーチなど、外から招聘したコーチを入閣させたこと。OBや学閥で占められていたポジションに新しい風が吹いたこと。それは評価しても良い。しかし、変わっていないことも多々ある。外から来たコーチ陣が定着せず、結局残るのはいつもの面々。来季はほとんどが出戻りのOBコーチ陣で構成されそうだ。彼らは育成の責任を取っていると言えるのだろうか?特に投手陣は全然若手が出てこないけど、どうなっているのだろうか?代わり映えのしないコーチ陣でなにか新しいブレイクスルーがあるのだろうか。正直期待できない。


育成だけではない。編成の責任も大きい。2014年のドラフト選手が全て戦力外の大惨事だ。6年目って、高卒ならそろそろ戦力になり始める頃だし、大卒以上ならすでに戦力になっていなきゃおかしい。編成の責任はだれがとったんだろうか。いや、まぁ、こういうのって水物で、誰も未来を予測できないのはしょうがないとはいえ、反省がなにかいかされているのだろうか。


状況は2016年と大きく変わっていない。
編成、育成に大きな変革は見られず、地域密着もできていない。2軍の選手を取り巻く環境も変わらず、突き上げてくる若手もいない。目を醒ませってスローガンは選手に対してではなくフロント陣に対してこそふさわしい。良い加減、「目を醒ませ!!」