ヤクルト色にこんがりと

スワローズやその他スポーツについて語っていくブログです

球団の哲学が問われている。

はぁ・・・14連敗ですか。。


疲れますね・・・どっと。


巷では真中退陣論も取り沙汰されておりますが、真中監督を退陣させてファンの溜飲をさげたところで事態はなんも解決しないんだよなぁ。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしは蓋し名言だと思うのは、2015年の優勝は不思議の勝ち、それ以外のひどい成績は全く不思議ではないってところだ。これっていうのは小川監督、古田監督、真中監督といった監督の問題ではないのかなというのが私の意見。ヤクルトが旧態依然として日本球界からおいてけぼりをくっているからに他ならないと思う。このことは以前より拙ブログでも指摘させていただいている。(2016年6月15日のブログを参照)


例えばソフトバンク。もとから自力のあるチームだったが、地域に密着する戦略でドラフトも地元選手を中心に獲得するなど方針にブレがない。そして2,3軍を整備し球界随一の育成システムを作り上げた。日本ハムも地元に密着する戦略を立て、自前のボールパークを建てようと奮闘中。ドラフトも1位はどんな困難があろうとその年の一番いい選手を指名するという戦略にブレはない。栗山監督のもと、選手の新陳代謝が早く、若手が育つ環境が整っている。広島はもとが市民球団であったことからコアとなるファン層が厚く、市民の協力によってマツダスタジアムを建設。老若男女が楽しめる環境を作った。さらに最近ではカープ女子に象徴されるライト層を取り込んだ。それは応援団の協力も大きかったろう。育成に定評のあった球団に選手が定着することによって近年の躍進につながった。そしてDeNAや楽天も育成や地域密着に力をいれ始め、重い腰の巨人も3軍を創設、育成に力を入れ始めた。


その間ヤクルトは何をしていたんだろう。
ヤクルトスワローズに「東京」をつけるのが地域密着なんだろうか?
2軍の試合に人がたりなくなり打撃投手を育成契約する体たらくでなにが育成だ?


監督以前の問題だろう。


衣笠社長曰くの、「真中に責任はない」のはその通りだと思う。


じゃあ誰に責任があるのって言ったら、「不思議の勝ち」を実力だと勘違いをして旧態依然のまま球団を運営してきたあなたたちじゃないの?と思う。